お元気様です。
ソウルナビゲーター宝喜美子です。
沖縄のお盆が今日から入り
うんけー (お迎え日)
うんけーじゅしー(炊き込みご飯)
お供えして
お迎えします。
気づきのヒント
沖縄のお盆の迎えにエイサーがあります。
https://youtu.be/LrHvkuCF7kI?si=teKJWRgnt5qDJUW6
送り日 ウークイエイサー
https://youtu.be/QgpQagJRqj4?si=DRwlmLX3WlWgah5d
お盆の正式名称は
[盂蘭盆会・うらぼんえ]と言います。
先祖の精霊を迎え追善の供養をする期間を
「お盆」と呼びます。
・7月または8月の13日より16日までの4日間をさします。
・13日の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。
・期間中には僧侶を招きお経や飲食の供養をします。
・16日の夕方、送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただきます。
◆逆さ吊り?
[盂蘭盆会・うらぼんえ]とは
インドのサンスクリット語のウラバンナ
(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、
転じて「逆さまに釣り下げられるような
苦しみにあっている人を救う法要」という意味です。
・お盆の行事はお釈迦さまの弟子の一人、
目連尊者(もくれんそんじゃ)が母を救う話に由来しています。
目連尊者はある時神通力によって
亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて
苦しんでいると知りました。
そこで、どうしたら母親を救えるのか
お釈迦様に相談したところ、
お釈迦様は言われました。
「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、
多くの供物をささげて供養すれば母を
救うことが出来るであろう」と。
目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、
その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことです。
・それ以来(旧暦)7月15日は、
父母や先祖に報恩感謝をささげ、
供養をつむ重要な日となりました。
わが国では、推古天皇の14年(606)に、
はじめてお盆の行事が行われたと伝えられています。
日本各地で行われるお盆の行事は、
各地の風習などが加わったり、
宗派による違いなどによってさまざまですが、
一般的に先祖の霊が帰ってくると考えられています。
お寺では施餓鬼供養をしますが、
家庭では先祖の霊が帰ってくる日として
さまざまな行事を行います。
■日本のお盆■
◆ 日本における「お盆」は、
仏教に於ける盂蘭盆(ウランバナ)の
行事—地獄の苦しみをうけている
人々をこの世から供養することの功徳によって、
その苦しみを救いたいという行事—と、
昔からの今の自分があるのは、
ご先祖さまのお陰であると
感謝する先祖崇拝の心と合体したものです。
古くからの農耕儀礼や祖霊祭祀などが融合して
伝えられてきたのが日本のお盆です。
お盆の習わしも、地域や宗教・
宗派によって、あるいは時代によって、
さまざまに形を変えながら伝えられてきました。
その意味では、
これが絶対に正しいという決まりはありません。
しかし、親族が一堂に会し、
先祖や故人を偲び、
今日ある自分をかえりみるという、
お盆の根幹をなす理念は、
千古の昔から変わらないものだといっていいでしょう。
◆わが国の朝廷で行われたのは推古天皇(606年)
十四年七月十五日斎会を設けたのが
初めてとされ、斎明天皇(657年)
三年七月十五日飛鳥寺で盂蘭盆会が催されたとあります。
江戸時代以前のお盆行事は武家、
貴族、僧侶、宮廷の上層階級で主に催され、
一般庶民に広まったのは江戸時代のようです。
江戸時代に入ると庶民の間にも仏壇
やお盆行事が普及し、
又、ローソクが大量生産によって
安価に入手できるようになってから
提灯がお盆にも広く用いられるようになりました。
◆盆と正月・・・・・藪入り(やぶいり)
「盆と正月」という言葉が聞かれるほど、
日本人にとってお盆は大切な
行事と考えられています。
最近は藪入り(やぶいり)
という言葉も死語となってしまいました。
江戸の時代、お正月とお盆には奉公人が
休みをとって実家に帰ることが出来る時期で、
これを「藪入り」と称しました。
当時は、仕事を見習うために、職人・商人ともに、
十三・四歳頃から師匠や商家を選んで丁稚奉公にでたものです。
丁稚たちは例年、正月の薮入りに主人から
衣類万端与えられ、小遣いをもらって親許へ帰ります。
この時期はまた、他家に嫁いだ女性が
実家に戻ることの出来る時期でもあり、
自分と自分の家(先祖、ルーツ・・・)の
繋がりを確認する大切な行事でありました。
◆日本の「お盆」は、
仏教の盂蘭盆(ウランバナ)が
藪入り(やぶいり)に結びついて、
現代に伝えられたものです。
先祖の霊が帰ってくる日ということで、
親戚一同が集まってお迎えし供養します。
故郷を離れている人も帰郷する人も多いことでしょう
。
新しく家族になった人たちの
お披露目や近況報告・思い出話などなど・・・
◆日本のお盆行事は、家族や一族があつまりご先祖を供養し、
亡くなられた人をしのぶ行事として
行なわれます。家族や一族が集まり、
故人の思い出を語り合うことは
大変に意義ある素晴らしい風習であると思います。
■お盆の意義■
◆お盆(盂蘭盆会)は、
先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、
成仏してくれるようにと、
私たち子孫が、報恩の供養をする時なのです。
◆ 離れていて供養に参加できない場合は・・・
最近は夏休みの時期も
人それぞれ。お盆に実家に帰れないという
人も多いはずです。部屋の中に盆棚に
見立てたコーナーをつくってみてはいかがでしょうか?
キキョウ、萩、ホオズキなどお盆に
つきものの花や先祖の霊が乗るといわれる、
キュウリやナスビで作った馬や牛を飾りましょう。
これに毎日お水を供えて
遠く離れたご先祖様の霊に手を合わせてみて。
お線香も必ずたきましょう。
・お墓参りになかなか行けない人も、
日頃のお礼の気持ちを
ご先祖様に伝えるいい機会です。
地方によってその日程、
盆棚の飾付け方などは多少異なりますが、
その心は同じはず。
家の事情によってお仏壇を置いていない
家庭も多いようですが、
お盆の間だけでも先祖への
気持ちを大切にして、
簡単なお飾りだけでも作りませんか?
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