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好きなカウンセラーさんからのメッセージ
★心屋さんのデビュー作「性格は捨てられる」
http://www.kokoro-ya.jp/article/13292747.html
あなたは何が一番大切
あなたの一番大切なものは何ですか?
そう聞かれるとあなたはなんて答えるでしょうか。
このテーマを取り上げようかどうしようか
実はとても悩みました。
それは、僕自身が明確に答えられないからです。
なさけないことに。。
親、兄弟、子供、恋人、友人、お金、猫（笑）、自分の居場所・・・夢・・
色々ある中で、「どれが一番」と言われれば答えられないのです。
「愛」です、とか書こうと思いましたが、
今の僕ではウソくさいのでやめました（笑）
例えば血縁の人たち、としますと、
血縁のいない人は、いったい何が一番大切なんだろう。
とか、色々考えているうちにだんだんわからなくなってきました。
■なくなったら困るもの
ということで、考え付いたのが
「大切なものは、無くして初めて気づく」ということでした。
つまり、ある日突然なくなったら困るもの。
何より、一番は「空気」です。一瞬でもなくなると困ります。
あとは、太陽・水です。
さらには、動植物、つまり食べ物です。
これらは「生きていく」ためにも、なくなると困ります。
さらには「お金」がないと、物々交換が大変です。
そして、水道・電気・ガス・住居・衣服などのライフラインと呼ばれるもの。
これらも「現代生活」つまり「快適な生活」では欠かせません。
さらに、電話、車、電車、飛行機、船などの情報や自分を運ぶ手段などなど。。。
こう上げただけでも「なくなったら困るもの」が山ほどあります。
でも、いま生きている中では「あたりまえ」と思っています。
もっと言えば、脳・目・鼻・口・手・足・皮膚・神経・排泄器・生殖器などの体の各器官です。
■なくなったら困るもの、続き
親、子供、兄弟、配偶者、恋人、友人、ペット、仕事、教育
それぞれが無くなったところを想像してみるとどうでしょうか。
もしくは、それらが最初からなかったとしたら、今どんな生活なのでしょう。
きまり、道徳、法律、警察といったものも、
人間生活ではとても大切です。
また、僕の場合は、このメルマガを配信させてもらってる
まぐまぐさんがいなくなったらすごく困りますし、
インターネットがなくなってもすごく困ります。
これを読んでくれてるあなたとの接点が、
プツリと切れるわけですから。
(そう気づいて、思わずパソコンに手を合わせました)
そして、このメルマガをいつも読んでいただいてるあなたにも感謝です。
きりがないので、このあたりでいったん止めてみますが、
これらのものは、「あるのが当たり前」で、
「当り前」ということは、それを奪われたり阻害されると、激しく抵抗します。
普段は大切にしていない、タンスの中に突っ込んでいる服も
誰かが「これ、もう捨てるよ」というと激しく抵抗する人がいます（笑）
つまり「失うこと」がとても怖いのですね。
あまりにも当たり前になると「権利」のように思えてきます。
権利だと思っているから、奪われると暴れます。
逆に、親子兄弟、配偶者がいなくなって、せいせいしたわ、という人もいます。
■大事にしてみよう
それぞれの人が何が大事なのかは、その人たちの価値観です。
ただ、言いたいのは
「大事にしてみませんか」
「ある、ということに目を向けてみませんか」
ということです。
これを読んだ後だけでもいいです（笑）
ものは、ある日突然無くなります。
人もある日突然亡くなります。
昨日まで動いてた右手が急に動かなくなることもあります。
僕の場合、子供が学校に行くのを送り出した直後に
警察から電話があって呼び出されていくと、
家のすぐ近くでバイクと衝突して子供が倒れていたということがありました。
幸い、大事には至らなかったのですが、
死ぬほどびっくりしました。
その日はたまたま機嫌よく送り出していたのですが、
もし朝から怒って送り出していたとしたら・・死ぬほど後悔していたでしょう。
■すごい恵まれている
そう考えてみると、僕たちは沢山のものに恵まれていることに気付きます。
そして、何度も言いますが、
それが「当り前」の感覚になりそうになります。
自分に自信がないから、劣等感が出ますが、
そう言う人は「自分にはたくさんある」ということに気づくことが必要です。
そのためにも、
そういった「当り前のもの」に感謝してみることで
自分に「与えられているもの」に気づけるかもしれません。
当たり前になってるから、
誰かと比べて自分は足りない、満たされてない、
という「不平不満」が出ます。
不平は、平等でない、普通じゃない、普通より恵まれてないという気持ち
不満は、満たされてない、もらってない、という欠乏感
親は子供を育てて当たり前
愛情を注いで当たり前
パートナーは優しくして当たり前
社員は会社のために働いて当たり前
上司は自分を育てて当たり前
みんな当たり前にもらってるのに、
私だけもらってない、という心です。
その「当り前」どこから持ってきた価値観なのか、
考えてみると面白いです。
どこまで満たされたら、どこまでしてもらったら、
その不平不満が止まるのでしょう。
誰に満たして欲しいのでしょう。
誰が満たしてくれるのでしょう。
そんな余裕のある人がこの世にそんなにたくさんいるのでしょうか。
ということは、自分で埋める努力もしてみるといいと思います。
つまり、自分に「与えられているもの」「当り前だと思っているもの」
それを一つ一つ思い返してみてください。
はい、トイレの中でも、お風呂でも、通勤の途中でも、仕事中でも←これはいかん
すると、面白いことに気付きますから（＾◇＾）
それが「一番」でなくても、「大切なもの」かもしれません。
それを大切にしてみませんか。
■他人を満たしてみる
心理療法の手法の一つに「ミラクルクエスチョン」というものがあります。
その方法を活用した質問をあなたに投げるとしたら、
「もしあなたの心が満たされているとしたら、どんなことをしているでしょう」
という質問になります。
そして、その想像できた行動を先にやってみることで、
満たされた状態に近づいていく、という不思議な方法です。
では、もう一度お伺いします。
「もしあなたの心が、愛情や使命感、充実感に満たされていたとしたら、
あなたはどんな言動をしているでしょうか。」
たぶんですが、他の人を満たす行動をしていると思うんです。
優しくしてみたり
手助けしてみたり
優しい言葉をかけたり
認めたり褒めてみたり
それは「こうしておいたほうが得」という損得、
「そうしないと冷たい奴に思われる」という不安からの行動ではなく、
「そうしたい」からする、という行動。
「うーん、どっちかわからん」と言う人に、
その見分け方としては
「見返りがなくてもできるかどうか」を判断基準にすればいいかもしれません。
最初は、損得で始めてもいいと思います。
最初は、不安で始めてもいいと思います。
優しくしてみたり
手助けしてみたり
優しい言葉をかけたり
認めたり褒めてみたり
最初はうまくいかなくてもいいです。
照れてしまったり
ぎこちなくてもいいから
ためしにやってみませんか（＾－＾）
まずは自分が他人を満たしてみる。
小さなことでいいんです。
・笑顔でいるとか
・優しい言葉をかけるとか
・応援するとか
すると、あなたの心が満たされていくかもしれませんね。
あなたが、あなたらしく 生きる為に・・・
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